感染症対策に滅菌消毒対応のプリンタ・バーコードスキャナ・アンドロイドデバイス・タブレット

菌やウィルスを防ぐ方法について

菌やウイルスへの対策はいろいろありますが、製品によって使われる表現が様々です。菌・ウィルスに対抗する方法の種類について確認しましょう。

「殺菌」は薬機法によって効果がみとめられた医薬品または医薬部外品にのみ認められます。

「除菌」は、「菌を取り除く」ことです。「殺菌」も除菌に含まれますが、医薬品や医薬部外品以外では「殺菌」と表現できないため、⾷器⽤・洗濯⽤洗剤、アルコールスプレーなどで使用されます。

「抗菌」は、「菌の増殖を抑制する」ので殺菌や除菌のように、直接菌を殺したり取り除いたりする効果はなく、菌の増殖を抑制・阻害することをいいます。抗菌を謳う製品は表面上における菌の増殖を抑制するだけで、付着した菌やウイルスは死滅しません。

「滅菌」は「あらゆる菌を殺菌する」ことで、とても強⼒です。病院の⼿術器具や注射などは滅菌処理されます。

「消毒」は細菌の活動を弱め、⼈体に有害な物質を除去または無害化することです。⽣存する微⽣物の数を減らすために⽤いられる処置法です。

ゼブラのヘルスケアモデルは、世界中の医療機関で使用されてきた信頼と実績があります。菌やウィルスへの対策は医療だけではなく、製造や流通の現場でも重要になっており、滅菌消毒が可能な耐消毒薬性を持ったプリンタ、スキャナ、業務用アンドロイド、タブレットへのニーズは業界の枠を超えて高まっています。

ゼブラのヘルスケアモデルは医療機関で使用される主要な消毒用の薬品を使用できます。業務用タブレットのET51は医療用ではありませんが、ヘルスケアモデルと同様の消毒剤に対応した設計です。

消毒の前に

クリーニング前に各製品のたユーザーガイドに記された除菌に関する注意事項を読みください。

次亜塩素酸ナトリウム（漂白剤）を含む製品を使用する場合は常に製造元の推奨される手順に従ってください。
使用する際には手袋を着用し、使用後は製品を扱っているときに長く皮膚に触れることがないよう、湿らせた布で残留物を除去してください。
次亜塩素酸ナトリウムには強い酸化特性があります。付着すると製品の金属の表面が酸化（腐食）しやすくなるので、これを避ける必要があります。このような種類の消毒洗浄剤が製品の金属面に付着した場合は、クリーニングを後に湿らせた布ですばやく拭き取ることが重要です。